認知症はさまざまな種類があります。
もっともポピュラーなアルツハイマー型の認知症のほかにも、脳血管性認知症、レヴィ―小体型認知症、MCIと呼ばれる軽度の認知症などがあります。
大切なのは、患者様が「どのような認知症で、どの程度の病状なのか」を、しっかりと見極めることです。
軽度の認知症の方のなかには、支障なく日常生活を送ることができる方も、普通に会話をすることができる方もいらっしゃいます。
そういう方の病状が進まないようコントロールするための治療と、重度の方の治療とケアは、同じではありません。
それぞれ適確に道筋をつけ、治療プランを立てなければなりません。
そのためにも診断が大切です。
認知症の診断をしっかりとつける役割を果たすことができるのが、認知症専門医です。